約束は守るものという呪縛
どこかで以前読んだ「私たちは守れない約束をしてもいいじゃないか」というフレーズがリフレインしてる
「約束は守るもの」という呪縛が私たちに罪悪感を与えるんだけど、
守れないであろう(実現する可能性が低い)約束をするときに「(どうせ守られないだろうけどね)」って思いながらもんにょりするより、
そんな守れない約束なんて言わない!って思うことのほうが多かったかもしれないけど、
「(守れない約束かもしれないけど、約束ね)」って免罪符付きで言うのは、後で振り返ったときちょっぴりセンチメンタルな記憶として呼び起こされるだろうな・・・と、
なんとなくおセンチになる夏の夕暮れでした
草間彌生展「わが永遠の魂」@国立新美術館(乃木坂)に行ってきた
国外でも人気の高い草間彌生の最新の展覧会ということで、いつもどおり大盛況、特に物販レジ、ということで、金曜日夜間開館時間という美術館の戦略にまんまと乗って行ってきた。
メインは増殖している「わが永遠の魂」がどどーんと新作含め展示室3面を覆い尽くしてて、ギリシャ劇で言うところのコロスのように魂の叫びの集合体になっていて、一枚一枚熱量が高くて結構見ていて疲れる。以前松本市美術館で見たときの量からしたら倍ぐらいあるんじゃないかな?
最新作をぐるっと囲むように幼少期からNY時代、帰国後の活動と年代順に追っていて、あんまりNY時代って知らなかったな・・・と思いましたが、帰国後の活動のほうがイメージを確立した感じでした。
外人さんが多くて、言葉や文化に関係なく訴える草間魂に圧倒されたのでした。
美味しいものを食べるために
美味しいものを食べるために働いているってこのことだよな~って衣食足りて礼節を知るという先人のありがたいお言葉もあるけど。
Googleの43Fの社員食堂レポを見て、今流行のテレワークなんて無縁で真逆な、会社に行きたくなる仕組みだよね~って思ったのでした。
日本政府も7月にテレワークデイなるものを設定したとかするとか何とか言っていますが、美味しいものを食べに会社に行くって素敵だなと思いました。
かくいう野うさぎの会社は社員食堂自体がナッシングという夢のない職場。
あけましておめでとうございます
忙しいことを正当な理由であるかのように、色々さぼっていました。
今年はもうちょっといろんなことを忘れないように仕事以外のことをつづっていきたいと思う。。。思うんだけど。。。いや、思っています。
今年の(去年の?)展覧会ベスト○○的ななんかは、毎年書いていたんだけどすっかり忘れてたな~。
去年はやっぱり一番のニュースはカマキン閉館ですね。思い出が沢山あったので、非常に残念ですが、鶴岡八幡宮に無償譲渡されるなど、保存に向けて進んでよかったです。
去年の記憶に残る展覧会は、
レオナール藤田いくつか(府中、千葉佐倉)
広重ビビッド(東京六本木)
ルイヴィトン(東京紀尾井町)
村上隆ふたつ(横浜・東京六本木)
ラルティーグ(埼玉)
ボッティチェリ(東京上野)
塩田千春(横浜)
原田直次郎(葉山)
ヘレン・シャルフベック(葉山)
本橋成一(静岡三島)
大原美術館(東京六本木)
ラファエル前派(東京渋谷)
あたりでしょうか・・・(ざっくり過ぎ)
みんな観てるやつばっかになっちゃったので、今年はちょっとマニアックなものも観にいきたいと思います。