野うさぎの放浪記

だらだら脳の思いつきメモ、文章が書きかけで終わっていることもしばしば

イギリスのEU離脱、住民投票に思うこと

衆愚政治だのポピュリズムだの言われているけど、最後になんらかあるべき道筋に持って行ってくれると共通の期待感が上にも下にもあって、いざ結果が突きつけられ、こんなはずじゃなかったって言うのが先週金曜日から週末の流れだと思うんだけど、かの有名な「下部構造が上部構造を支配する」、あれが始まったのかなと。

そういうのもいわゆる外資系企業で多国籍な人々の集合体にいるとヒエラルキーや上意下達の統治が相当しっかりしている会社でないと、超スーパーフラットで本当に有象無象の烏合の衆というか船頭がいなくて舵取りできず船が進まない状態なんか普通。

物事をひとつの局面だけで全体を評価できなくなってきているのは自分の周りこととそれ以外というスーパーニッチな視野でのみ判断するようになっている可能性も大だし、いつか知らない間に洗脳されかねないなって危惧もあるし、EU自体も統治を強めようとしてて反発があるんだろうし、TPPの見直しも大統領選の行方に左右されるだろうし、直接選挙や国民投票住民投票っていうのは結果が予測できない方向に行っても止められないし国民・住民を分断し、みんながみんなで勝手なことを言い出す危険もあるんだなぁと大いに学んだ出来事でした。

ちなみに会社だと上司の意向・方向性を忖度するとかってブレーカーもあると思うんだけど、国民・住民に付託するっていうことの意味と結果は重いなと思った。