ポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館(上野)に行ってきた
月曜朝っぱらから雨・・・やる気ダダ下がりの中それでも仕事に向かう・・・ドナドナ感にメタメタにされ、急遽「明日休む!」宣言からの火曜日。
先週始まったばかりのポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館に行ってきた。
最近恒例の展覧会専用ツイッターアカウントも出来てるしオンライン対策は万全。
んで、都美といえば、若冲展での熱狂冷めやらぬふんたら・・・と思いきや、神隠しかと思われるくらいあっさり平常を取り戻していた・・・あの行列やあの観客は一体どこに消えたのだろうという・・・
何はともあれスタッフの方もおつかれさまでした、ですね。
初夏の新緑の中の赤レンガ外観の都美の建物は映えますね、途中真っ白なワンピの外国のレディーがスタバのコーヒー片手に佇んでいたりして素敵♪と思いつつ、なんか透けてるな・・・透けてるよね・・・お気をつけ遊ばせ・・・などと心の声が聞こえてきたりして、入館。
都美はミューぽん参加してないんだよね・・・割引テクニックが特になく、大人一人チケットゲットし展示室へ。
入っていきなりの一年一作品一作家形式で、作家のポートレートと言葉、作品がワンセットとなってひたすら淡々とその形式が続いていくので、一つ一つ丁寧に時間軸に沿って見せるのである意味オリジナルタイトルの「Timeline 1906-1977」の時間の旅。
フォーブ派からキュビズムから、またずっとアートの中心地でありつづけいろいろな国出身のアーティストを引き寄せ交流したパリがすーっと浮かび上がってくるような感じで、フランスの多様性に対する受容性も示しつつ、まさにそういったところが訴求点なんだろうなーと思った。
傑作展と銘打つくらいそれぞれの作品はその作家の特徴が濃く出ているものだし、淡々と見せつつもその構成のためには背後に膨大なコレクションがあってこそ実現可能なんだろうなと。
その充実っぷりにアートに対する底力を隠しきれないポンピドゥー・センター、さすがリサのお家、なのでした。
- 作者: アングットマン,ゲオルグハレンスレーベン,Anne Gutman,Georg Hallensleben,石津ちひろ
- 出版社/メーカー: ブロンズ新社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
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