野うさぎの放浪記

だらだら脳の思いつきメモ、文章が書きかけで終わっていることもしばしば

「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 私の国貞展」@Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)に行ってきた

ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 私の国貞展」、略して「国国展」にGW真っ盛りに行ってきた。

www.ntv.co.jp

www.bunkamura.co.jp

お約束の湘南新宿ラインでひとっ飛びして、Bunkamuraへ。

入口であまり混んでる風情もなかったのでいいかな?とお約束のミューぽん提示の割引でチケットゲット。今回の割引でミューぽんの元を取ってたので、あとはゲインです。いいね、ミューぽん。

んで、中に入ったら・・・ありえん・・・結構混んでる・・・

列を作らず奥に進むよう係員が声掛けしていたけど、列で順序良く観るのがあたりまえでしょって文化な上、順番順でなく見やすいところから見ようにも隙がない。ううむ。諦めてゆっくり列に並ぶ。

章立ての漢字のルビがなかなか今時な翻訳になってて、古くは(いつだよ)「理由」と書いて「ワケ」と読む的な工夫がなされていて、「髑髏」=「スカル」、「江戸の若い女性」=「東京ガールズコレクション」、といった、読んでて楽しくなる仕掛け。こういうのおふざけで嫌って人もいるかもしれないけど、大方「面白いね」ってポジティブに受け入れられていた模様。

さて展示はそういったテーマごとに分かれていて、国芳水滸伝から始まり、そこはもう何度か見ているので流し~の、里見八犬伝はちょっとみたことなかったかな。国貞の繊細な江戸の美人画はこんなにまとめてみたことがなかったかもしれないな。江戸の小粋なファッションについてはもうちょっと解説があるとよかったかも。役者絵が割と多くて、これは以前江戸東京博物館でやった「大浮世絵展」よりあったと思う。

分厚い展覧会図録は漬物石みたいにでかくて重そうだったので悩んで購入は見送りましたw