「ルノワール展」@国立新美術館(乃木坂)に行ってきた
昨今、東京都美術館「若冲展」の大混雑ウォッチングが流行(というかネタ?)になっているけど、
皆さんの注意と労力をそちらに十二分に逸らしておいて、からの、悠々自適に「ルノワール展」に行ってきた。
本来こっちのほうが混みそうなものだけど、やっぱ会期が短いのと昨今の若冲フィーバーに後押しされているのかなぁ・・・入室まで四時間以上待ちってどう考えても超常現象・・・
乃木坂駅直結入り口のチケット売り場で、先日行ったサントリー美術館のチケット半券を提示し、100円引きで展覧会チケットゲット。チケット売り場もNO行列、NO待ち時間。
そのまま入館~展示室へ。展示室内もさほど混雑しておらずゆるゆると。絵がメインで背景や交友関係やらはあまり説明されていなかったかな。カイユボットやモネやブラックくらい。カイユボットは年譜記載のみというシンプルさ。
都会のダンスで描かれた女性のモデルがシュザンヌ・ヴァラドン(ユトリロ母)って解説は書いてあるのにそんだけって・・・もっといろいろ話を膨らまそうよ!って突っ込み入れたくなるほど。
そんなの知ってて当然だっていうスタンス・・・なの・・・かな・・・
絵を中心に持ってきた展覧会としては一見の価値ありですが、もっと観客を増やしていくような色気も必要だなと思いました。
その点ではポーラ美術館や出光美術館はお客さん目線だよな~。