メディチ家の至宝@東京都庭園美術館(目黒)に行ってきた
どうやら宝飾品が多いっぽいと思ったので、急遽単眼鏡を物色。
観劇用の双眼鏡がビクセンだったからまずはビクセンの一番評判のいい4倍のにしようと思ったら、店頭で次回入荷7月末・・・とのご案内。そりゃ待てん。ってことで、他のチョイスでオリンパスとニコンなど見ると、ニコンの5倍が非常にクリアで見やすい・・・でも最短距離がビクセンの20cmに比べて60cm。どうかな?と思ったけど、汎用性から言って60cmで最短にセットしておいて半歩下がるなり距離を微調整する方が、リングをこちょこちょ回してその都度調整するより使い易そうということに。
接岸部に被せるゴムキャップがいまいち取れてなくなりそうだけど、本体がコンパクトで持ちやすくなってて高級感もあって良いと思いましたのでお買い上げ。ビクセン4倍が3つ買える値段だけどね・・・
でも、ビクセンの4倍も入荷したら買っちゃいそうだな・・・
んで、単眼鏡を携えて、イザ庭園美術館へ。
目黒駅で降りるの久々だわ・・・
そしてここでお約束のミューぽん。
この展覧会は20%オフ。他にオリジナルの割引としてパールを身につけていくと100円引きとのことで、パール人口高かった!
ポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館(上野)に行ってきた
月曜朝っぱらから雨・・・やる気ダダ下がりの中それでも仕事に向かう・・・ドナドナ感にメタメタにされ、急遽「明日休む!」宣言からの火曜日。
先週始まったばかりのポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館に行ってきた。
最近恒例の展覧会専用ツイッターアカウントも出来てるしオンライン対策は万全。
んで、都美といえば、若冲展での熱狂冷めやらぬふんたら・・・と思いきや、神隠しかと思われるくらいあっさり平常を取り戻していた・・・あの行列やあの観客は一体どこに消えたのだろうという・・・
何はともあれスタッフの方もおつかれさまでした、ですね。
初夏の新緑の中の赤レンガ外観の都美の建物は映えますね、途中真っ白なワンピの外国のレディーがスタバのコーヒー片手に佇んでいたりして素敵♪と思いつつ、なんか透けてるな・・・透けてるよね・・・お気をつけ遊ばせ・・・などと心の声が聞こえてきたりして、入館。
都美はミューぽん参加してないんだよね・・・割引テクニックが特になく、大人一人チケットゲットし展示室へ。
入っていきなりの一年一作品一作家形式で、作家のポートレートと言葉、作品がワンセットとなってひたすら淡々とその形式が続いていくので、一つ一つ丁寧に時間軸に沿って見せるのである意味オリジナルタイトルの「Timeline 1906-1977」の時間の旅。
フォーブ派からキュビズムから、またずっとアートの中心地でありつづけいろいろな国出身のアーティストを引き寄せ交流したパリがすーっと浮かび上がってくるような感じで、フランスの多様性に対する受容性も示しつつ、まさにそういったところが訴求点なんだろうなーと思った。
傑作展と銘打つくらいそれぞれの作品はその作家の特徴が濃く出ているものだし、淡々と見せつつもその構成のためには背後に膨大なコレクションがあってこそ実現可能なんだろうなと。
その充実っぷりにアートに対する底力を隠しきれないポンピドゥー・センター、さすがリサのお家、なのでした。
- 作者: アングットマン,ゲオルグハレンスレーベン,Anne Gutman,Georg Hallensleben,石津ちひろ
- 出版社/メーカー: ブロンズ新社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
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「馬鑑 山口晃展」@馬の博物館(横浜・根岸)に行ってきた
なんかあんまり聞いたことのないマニアックな場所でやってるけど・・・って、調べてみたらそんなにアクセス悪くなさそうなので、馬の博物館でやってる「馬鑑 山口晃展」に行ってきた。
そもそも馬の博物館なんて聞いたことないな・・・と思ったら、米軍から返還された根岸の土地だったんですね。(一部まだ米軍の敷地があって全部返還ではなかったようですが)そういや、そんなニュースあったよな・・・大体根岸駅自体電車から降りたの初めてだぞ。ってことで、とりあえず根岸線で根岸駅まで行って、横浜市営バスにらいどーん。横浜市営バスもIC使えるのか・・・前払いなのか・・・ってことは乗るときに下車バス停を申告するのかな?と思ったら、一律だった。
で、しばらくすると熱海のMOA美術館に行くのか?と錯覚するようなグネグネ曲がった道を登っていき、台地みたいなところに出て、ふぉぉぉ、確かに滝之上だったんだろうね・・・滝は見当たらないけど・・・で、滝の上バス停で下車。
バス停降りたら目の前が入口の門で、NO迷子。そして、ピーカン。バラが沢山咲いてる。入口入ってすぐに馬の博物館の建物があって、敷地が広いからといって建物がごちゃごちゃ建っているわけでなく、この商売っ気のなさ・・・いい・・・
入口入ると入場券の自動販売機があって200円投入すると自動発券。隣のカウンターからスタッフの方がもぎりをして、中へ。入ってすぐのエリアは日本の競馬場と競馬の歩みを紹介していて、階段を下りると展示室2・3にお目当ての展示が。
展示室2の移築された曲り家(まがりや)は東北特有の藁葺きの家の特徴で、普通は母屋に対して馬小屋が別の棟として独立して建っているんだけど、東北では寒いから一緒の母屋に棟続きでくっついているんですよね。絵画ではよく地域を特定する目印になっているんだけど、今回初めて見ました。
メインは山口さんの馬がバイクと一体になったりの一連の絵と厩の絵を江戸時代の絵と並べていたりな趣向が面白かった。必ずお目見えする日本橋三越本店とあと東京、東京の浮世絵があった。
そして、新作は・・・お約束の遅筆芸により、まだ実線が10本程度しか引かれていない状態。会期中には・・・完成しなさそう・・・
この日、その後、会田誠さんも来ていた模様。お見かけしたかった~。
「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 私の国貞展」@Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)に行ってきた
「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 私の国貞展」、略して「国国展」にGW真っ盛りに行ってきた。
お約束の湘南新宿ラインでひとっ飛びして、Bunkamuraへ。
入口であまり混んでる風情もなかったのでいいかな?とお約束のミューぽん提示の割引でチケットゲット。今回の割引でミューぽんの元を取ってたので、あとはゲインです。いいね、ミューぽん。
んで、中に入ったら・・・ありえん・・・結構混んでる・・・
列を作らず奥に進むよう係員が声掛けしていたけど、列で順序良く観るのがあたりまえでしょって文化な上、順番順でなく見やすいところから見ようにも隙がない。ううむ。諦めてゆっくり列に並ぶ。
章立ての漢字のルビがなかなか今時な翻訳になってて、古くは(いつだよ)「理由」と書いて「ワケ」と読む的な工夫がなされていて、「髑髏」=「スカル」、「江戸の若い女性」=「東京ガールズコレクション」、といった、読んでて楽しくなる仕掛け。こういうのおふざけで嫌って人もいるかもしれないけど、大方「面白いね」ってポジティブに受け入れられていた模様。
さて展示はそういったテーマごとに分かれていて、国芳の水滸伝から始まり、そこはもう何度か見ているので流し~の、里見八犬伝はちょっとみたことなかったかな。国貞の繊細な江戸の美人画はこんなにまとめてみたことがなかったかもしれないな。江戸の小粋なファッションについてはもうちょっと解説があるとよかったかも。役者絵が割と多くて、これは以前江戸東京博物館でやった「大浮世絵展」よりあったと思う。
分厚い展覧会図録は漬物石みたいにでかくて重そうだったので悩んで購入は見送りましたw